えんどう歯科・矯正歯科クリニックのスタッフは「患者様の不安を少しでもなくすことが私ども衛生士、助手の役目」と語り、ブログに投稿しております。

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歯の豆知識

歯の豆知識

フッ素配合の歯磨き剤について

2024年11月29日

皆さんこんにちは、歯科助手の川崎です。

今回はフッ素配合の歯磨き剤の使い方についてお話させて頂きます。

皆さんは今どんな歯磨き剤を使っていますか。毎日のお口ケアに欠かせないフッ素配合歯磨き剤、虫歯の予防が期待できる重要なアイテムです。

今日は歯医者さんがフッ素配合歯磨き剤を進める理由とより効果を発揮させるための使い方をご紹介します。

❶歯医者さんがフッ素配合歯磨き剤を進める理由

虫歯になりやすい場所(奥歯の溝)(歯と歯の間)(歯と歯茎の境目)つまりみがきにくく、毛先が届きにくいところになります。綺麗に磨いているつもりでも汚れがとれていなかったりするのです。

そこでフッ素配合歯磨き剤を使用して歯質の強化、再石灰化を促進させて虫歯になりにくい歯にしていきます。

❷効果を発揮させるための使い方

フッ素配合歯磨き剤はただ使えばよいというわけではなく虫歯予防効果を高める重要なポイントがあります。

歯磨き剤を虫歯になりやすいところに届ける、推奨濃度のフッ素配合歯磨き剤を使用する、歯磨き剤は適正な使用量を用いるです。

この3つが特に使用していく中で大事になっていきます。

では年齢別推奨(使用量)と(濃度) についてお話していきます。

フッ素配合歯磨き剤は、年齢別に推奨される濃度と使用量があります。

★年齢 歯が生えてから2歳 ★使用量 米粒程度(1-2mm程度) ★フッ素濃度 1000ppm

★年齢 3-5歳 ★ 使用量 グリンピース程度(5mm程度) ★ フッ素濃度 1000ppm

★年齢 6歳-成人高齢者 ★使用量 歯ブラシ全体(1.5cm-2cm程度) ★フッ素濃度 1500ppm になります。

使用量や濃度に気をつけて使用しましょう。

次に効果的な使い方についてお話していきます。

歯磨きで歯の表面に取り込まれたフッ素は、徐々に溶けていき少なくなっていくので歯磨きの回数を1回ではなく2回のほうが歯の表面のフッ素量を維持していきます。その2回のうち1回は唾液が出にくい就寝前がオススメです。

フッ素配合歯磨き剤をつける前に歯ブラシを少し濡らしておくと歯磨き剤が歯と歯の間に流れていき普段届かないところにも届きます。乾いた歯ブラシに歯磨き剤をつけて歯を磨くと、歯ブラシの毛束の根元歯磨き剤が残りやすいので注意です。

歯磨き後のすすぎは少量の水で1回でとどめましょう。歯磨き後にたくさんすすいでしまうとせっかく歯の表面に取り込まれたフッ素が流れ落ちてしまうのでなるべくゆすぐ回数はへらしていきましょう。

当院でもフッ素配合歯磨き剤を売ってますので1度是非ご使用ください。

また、オラブリスという、お口の中でうがいをするだけで手軽にフッ素効果が得られる商品もお勧めしております。

最後になりますがフッ素配合の歯科製品をなるべく使用して頂きたいのと

使用する中でも使い方等ありますので分からなければスタッフにお気軽にお尋ねください。

えんどう歯科・矯正歯科クリニックは、岐阜県関市のお子様からお年寄りまで安心して通っていただける歯医者です。安心・努力・誠意をモットーに皆さまのお口の健康のサポートをさせていただいております。えんどう歯科・矯正歯科クリニックには関市周辺(関、岐阜、美濃、郡上、美濃加茂、各務原)から多くの患者様に来院していただいております。

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