えんどう歯科の矯正治療
当院で矯正ライフを送る皆様へ
大きく口を開けて、指で自分の歯を思いきり押したり、引いたりしてみても歯は動きません。力を入れ過ぎるとただ痛いだけです。
でもこのびくともしない「歯」を思い通りの場所へ動かす治療が「矯正治療」です。なんだか痛そうな気がしませんか?大きな大きな力をかけて動かさないと歯は動いてくれそうにありません。
でも不思議なことにその逆で、ごく小さい力を継続的にかけ続けることにより歯は動きます。
メジャーリーグのイチロー選手が年間安打数の新記録を作った時に「毎日少しづつその場所へ向かう以外、人が行ったこともないような遠い場所へは行けない。」と言っていたことと矯正治療はよく似ていると感じています。
ごく弱い力を毎日かけ続けて一ヵ月で約1ミリ程度、歯を動かしていきます。そのため治療には多くの時間を要しますが、これ以外きちんとした噛み合わせを自身の歯で得る方法はありません。
長い時間をかけて、美しい歯並びとしっかりと噛める歯を手に入れた時の晴れがましい笑顔を見ることは私の最大の喜びの瞬間でもあります。 どうぞ悩んでないで、お気軽にご相談にお越しください。
心身ともに美しく、健康なライフスタイルを送るための、お手伝いをいたします。
私も成人歯列矯正を体験しています。
みなさん一緒に頑張りましょう。
院長 遠藤 為成
なぜ必要なの?
矯正治療はただ歯並びを美しくするだけではありません。
矯正治療をするとたくさんのいいことがあります。
矯正治療の流れ
STEP1:予約
まずはお問い合わせください。
STEP2:初診・相談
治療を受けるかどうかは相談の後でよく考えていただいてかまいません。
治療は、治療に適した時期がくるまで待つこともあります。(※)
※矯正には成長に合わせて2つの段階があります。
※MFTとは
舌や唇の癖を修正し、正しい位置や運動を身につける口腔筋機能訓練法で、乳歯列期から行うのが有効とされます。
たくさんの本をきれいにならべることを考えてください。そのためには小さな本棚では当然、入り切れません。
大きくて充分なスペースのある本棚を用意する必要があります。この段階が「初期治療」にあたります。
充分なスペースのある本棚が用意できたら、次はジャンルや背表紙の大きさに従ってきれいに配置していく作業をします。これが「本格治療」となるわけです。
大人になると顎の大きさは決まってしまいます。成長に合せて、スペースを作っていくことは、とても自然な作業で、本人の負担も少なく治療効果も高くなります。「初期治療」ができるのは子供時代の限られた時間になります。
STEP3:検査
レントゲン撮影など歯型、写真などをとります。
STEP4:診断・治療計画の決定
治療方法、治療期間、治療費用など、よく相談して決めていきましょう。
STEP5:抜歯
必要であれば抜歯をします。
STEP6:ゴム入れ・装置入れ
ゴム入れをして歯と歯の間に隙間を作ります。
少し痛いこともありますが、しばらくすると慣れてきますので、大丈夫です。
4、5日後に、装置を入れます。
装置を入れた後も基本的には何を食べても大丈夫ですが、固いものや歯に引っ付くものは注意して食べてください。歯磨きも忘れずに! また、今までどおりにスポーツなどをしても大丈夫です。
STEP7:装置をはずす・保定
装置をはずしても完了ではありません。放っておくとまたデコボコしてきますので、保定期間が必要です。 アフターケアをしますので、必ず装置を持ってきてください。
STEP8:矯正完了
保定期間が完了したら矯正の完了です。
そのまま歯が健康でいられるように、定期健診を受けましょう!
治療中の注意
矯正中は下記の点に気をつけてください。
食事について
基本的には何を食べても大丈夫です。でも固いものや歯に引っ付くものは注意して食べてくださいね。
歯磨きも忘れずに!
歯磨きについて
矯正中は歯に装置を付けているため、食べ物のカスがたまりやすく虫歯や歯周病になりやすい状態です。
効果的な歯みがきの仕方は専門の衛生士が指導します。ご安心ください。
装置について
装置が壊れたり取れたり、またそのため痛くなった時はお電話ください。
直ちに適切な処置をお伝えします。
- 虫歯のような痛みが続く時は直ちにお電話ください。
- 歯磨きでリガッチャーワイヤーが飛び出すことがあります。
その場合、割りばしやスプーンで押し込むか、ワックスを上から貼ってください。 - バンドやブラケットが外れて動く時は直ちにお電話ください。
そのままにしておくと虫歯になったり、歯が予想外の方向に動くことがあります。
治療が終わったら
自己管理について
矯正装置をはずしたらきれいな歯並びが実現。でも、このまま放っておくと歯並びに「後戻り」あるいは「新たな不正」という現象がおこってしまいます。そこでリテーナーを使って保定処置を必ず行ないましょう。
定期健診について
矯正装置を外した後も、定期検診を受けることで、歯を永く健康に保つことができます。