インプラント治療と、その他の治療法の比較
インプラント治療と、その他の治療法のメリット・デメリットをこのページで比較します。
まずその違いを確認し、知ってください。
メリットとデメリット、両方を知っていただいてから、インプラント治療を選んでいただきたいと当院では考えています。
インプラント
インプラントのメリット
- 安定した噛み合わせを長期間保つことができます
- 失った歯の数が多くても、噛む力(咀嚼能力)回復が望めます
- 自分の歯に近い外観が再現できます
- 自然の歯に近い機能を取り戻すことが可能です
- 歯を失った箇所は、顎骨の成分が自然に減ってしまいますが、咀嚼の刺激で衰退を防止できます
- 適切なケアを行なうことで、長期間の使用に耐えられます
- 仮に抜け落ちてしまったとしても、再度の手術で埋入のし直しが可能です
インプラントのデメリット
- 治療時間が比較的長期に渡ることが多い(最近は種類と適応症により最短で6週間ほどとなります)
- 手術になりますので、少数ですが適応とならないケースもあります
- 自費治療ですので、比較的費用が高額になります
- 施術後もブラッシングなどの家庭内、医院での定期メンテナンスが必要となります
(通常は、最低半年に1回ほどのペースで、メンテナンスのためチェックを専門家が行ないます)
入れ歯
部分入れ歯のメリット
- 短期間(数年)使用でみた場合、咀嚼機能をある程度回復できます(天然歯の1/3ほどの咀嚼機能です)
- 外科手術に比べ、短期間で咀嚼機能を回復することができます
- 健康な歯で支えるなどの必要がなく、他の天然歯への影響が抑えられます
部分入れ歯のデメリット
- 入れ歯を支える骨や、歯の喪失を招きやすいと言われています
- 変化する口内環境に合わせる必要があるため、数年ごとに作り変え、もしくは細かい調整が必要となります
- 作った時には適切な噛みあわせであっても、長期間同じ噛みあわせは維持することは困難です
- 多くの場合、装着時に違和感を感じやすいと言われます
- 自然な歯の外観を維持しにくくなります
ブリッジ
ブリッジのメリット
- 自然の歯と同じような外観を回復できます
- 自分の歯と同様の咀嚼が可能です
- 噛み合わせを回復できます
- 歯列の安定したつながりを復旧することが可能です
ブリッジのデメリット
- 対象となる歯の両側に、しっかりとした歯がない場合には施術できません
- 失った歯の数が多い場合には処置できない場合があります
- 土台となる歯を削除しなくてはならないケースがあります
- 土台となる歯に噛む力が余計にかかるうえ、清掃性が悪くなるため、その歯を喪失する危険度が増します
- 審美性の回復を考えた場合、セラミックが優れていますが、保険の適応ができません
- インプラントより長持ちしないと言われています(平均で7~8年の寿命と言われています)
- ブリッジを支える歯にもし問題が発見された場合、治療のやりなおしが必要になります
比較して言えること
インプラント治療は、デメリットもありますが(治療費が高額、手術を伴うなど)、メリットは絶大です。
長くしっかり噛めて美味しく味わうには、インプラントはおすすめなのです。